グランドキャニオンで野宿?!カナダ・アメリカ西海岸24日バックパックで一人旅

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前日、なんと、ラスベガスで25セントのスロットマシーンで徹夜し、早朝のフラッグスタッフ行きのバスに乗る。
疲れていたので、その中で眠る。乗り継ぎの便は悪い。途中で乗り換えて、憧れのグランドキャニオンへ。

サイトマップ

グランドキャニオン到着

外は暑くて、Tシャツ1枚。ただし、曇っている。バスの中で知り合った、T君と一緒にユースへ向かう。
彼はマイペース歩くのがゆっくりだ。
18時過ぎなので、早くユースに行きたいが、途中、一人のドイツ人に抜かれる。

そして、ユースに着いて、言われてのが、あと一人しか泊まれないとの事。
何。野宿しろということか?

僕一人で泊まります、とは、口まで出たが言えず、(当たり前)、山小屋なら絶対に泊めてくれるぞと、思いながら

「どこへ行ったらいいのか?」と聞くと、キャンプ場へ行けとの事。
なるほどテントでも貸してくれるのかと、思って、彼と出る。この当時は甘かった。
アメリカとカナダのユースはほんとに不親切。これ以降、泊まっていない。(そもそも予定にも無かったが????)

グランドキャニオンで野宿

キャンプ場に着くと、貸しテントなんてない。
係りの女の人に聞くと、私はもう帰る、明日しろと剣もほろろの対応。
「じゃあ、どうしたら、いいねん」と聞くと、適当なところで寝ろとのこと。明日、金はもらうとの事。

ガーン、ついに野宿か。
親切なイギリス人も現れず、野宿する羽目に。
グランドキャニオンの夜は寒いです。いくら、夏といっても・・・・・
標高は2000メートルくらい、砂漠地帯ということで、夜は寒いです。
ラスベガスではそうは感じませんでしたが・・・・・
ちなみにラスベガスの夜の一人歩きも安全です。当然グランドキャニオンも

ただし、警備員が廻って来ます。
T君は防寒具を何も持っていなかったので、厚手のセーターを貸してあげる。
夏用のシュラフだけでは、寒い。
星だけはむちゃくちゃきれいだった。
雨が降らずによかった。
と考えていると、いきなり、光が・・・・・

不法、宿泊者を取り締まる、警備員のようだ。
さすが、アメリカ、公園の管理はしっかりしている。
キャンプの許可証を出せといってきた。
と感心している場合ではない。野宿させられて、罰金なんて払わされた日にはたまったものではない。
こっちはありったけの英語を使って、いい加減な、管理人が、もう帰るから、金は明日払えと言ったと、10分くらい、まくし立てた。T君は黙ったままだ。
やっとわかってもらい、警備員は去っていった。

アメリカの自然公園では無断キャンプはいけません。
完全に切れた私は、翌朝、早くに、金も払わずにキャンプ場を出たのは言うまでも無い???そもそも全然来なかった。こちらは早朝下まで降りなくてはならない。
とんだ一日だった。

そして、翌日、グランドキャニオン渓谷の底を日帰りで往復、死のトレッキングに挑戦!??

      




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